読書感想文 tak's book report

読書好きな未年がマイペースに本を紹介していきます!

『忙しすぎる人のための宇宙講座』

『忙しすぎる人のための宇宙講座』


著 ニール・ドグラース・タイソン

監修 渡部潤一

訳 田沢恭子




ゆっくり空の高みに思いを馳せる余裕もないし、日々の科学報道の何がすごいのかもわからない。

時間のないあなたのための宇宙講座。

米国の天体物理学者であるニール・ドグラース・タイソン氏の著書です。




この本を手にとったきっかけは映画。

僕が好きな『アベンジャーズ』や『メン・イン・ブラック』といった作品に共通しているキーワードのひとつが「宇宙」😎

科学にうとい僕でも宇宙の片鱗に触れたい、そんな思いで本書を手に取りました🤔



結果、わかったのは自分自身の無知😵

落とし穴だったのは「忙しすぎる人」のための本であって、「『宇宙』の『宇』の字も知らない人」のための本ではないということ←

高校レベルの化学でつまずいた僕には本書に出てくる専門用語は難しすぎた…



しかし、それでもスマホを片手に専門用語を調べながら読み続けました。

背中を押したのは本書にでてくる著者の言葉。

「自分にはわからないことなど一つもないと思っている人がいるとしたら、それは宇宙における既知と未知との境界線を探求したことがなく、そのような境界線に遭遇したこともない人である。」

どこか、僕が読書を通じて感じている「知らない世界に触れる楽しみ」に繋がるところがある気がして、読むことを投げ出す気にはなれませんでした。



「知らないことに思いを馳せること」そのものを楽しめる人にオススメしたい一冊です🧐

忙しすぎる人のための宇宙講座

忙しすぎる人のための宇宙講座