『人は死んだらどこに行くのか 世界の宗教の死生観』
『人は死んだらどこに行くのか 世界の宗教の死生観』
著 島田裕巳
さまざまな技術が発展し、非合理的な宗教が否定されつつある現代においてもなお未知の領域である「死」の世界💀
世界の宗教の「死生観」を通じ、現代社会を生きる私たちと「死」について紐解く一冊。
著者は元日本女子大学教授などの経歴を持つ島田氏です。
「死」というテーマからして手に取る人を選びそうな本に感じるかもしれませんが…
理屈っぽいわりに無学なややこしいタチの僕でもすごく腑に落ちる内容でした😇←
仏教、神道、キリスト教、 イスラム教など、それぞれの宗教には独自の「死生観」があり、死後の行方について規定しています。
特に日本においては、単一の宗教だけでなく、土着の神道、大陸を経由し伝わった仏教、儒教、道教などなど…
さまざまな宗教が影響を与えているようです🙄
長寿が保証され、いつしかそれが当たり前となることで、ある意味「死ににくくなった」現代。
昔よりも身近でなくなった「死」を我々はどう受け止めていくのか。
老後の生活やお金など、さまざまな不安が絶えない現代だからこそ読んでおきたい一冊だと思います🤔
- 作者: 島田裕巳
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2017/09/01
- メディア: Kindle版
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